
日々ママたちから寄せられる「抱っこ・寝かしつけグッズ選び」の相談。
しかし、現場で働く助産師の中には、 「特定の製品を勧めて、万が一、使い方が悪くて事故があったら責任が持てない」 「病院の公式な推奨品ではないから、個人の意見として紹介しにくい」 と、製品の名前を出すことに慎重になってしまう方も少なくありません。
ですが、ママたちの生活スタイルや赤ちゃんの気質は十人十色。 「おろすとすぐに泣いてしまうから、1日中ずっと素手で抱っこしていて手首が限界」 「しっかりした抱っこ紐は持っているけれど、家の中でパッと使うには装着が難しくて疲れてしまう」 といった切実な悩みを抱えるママに対して、私たちが限られた選択肢しか持っていないと、目の前のママの「今すぐ何とかしたい疲れ」をすくい上げることが難しくなってしまいます。
本記事では、多くの助産師から『ママの身体的負担を減らし、赤ちゃんが安心して眠る』と圧倒的な支持を集めたPIKIMAMAスリングを特集します。明日からの産後ケア訪問で、ママの心を軽くするためにそのまま使える『具体的な指導トーク』もご用意しました。これを読めば、自信を持ってママに新しい選択肢を提案できるようになります。

じょさんしnavi編集部では今回、「同じ助産師にもっと知ってほしい製品」や「妊産婦さんへの説明時に紹介しやすいと感じているもの」について、現場の助産師へヒアリング調査を実施しました。
日々たくさんの親子と向き合うお産のプロたちに「実際、現場でおすすめしている商品は何ですか?」と問いかけたところ、助産師から熱い推薦の声を集め、上位にランクインしたのが「PIKIMAMA(ピキママ)」のスリングでした。
実際にヒアリングの調査では、現場の助産師からこのような具体的な声が寄せられていました。
同じ助産師の間で「選択肢として知っておきたい」と名前が挙がる製品なら、ぜひそのこだわりを深掘りして全国の仲間に届けたい――。そんな強い想いから、今回のインタビュー企画が立ち上がりました。
今回、じょさんしnavi編集長である私、柏村沙希が、PIKIMAMAの代表であるアリシアさんにお話を伺いました。4人のお子さんのママでもあるアリシアさんがこのスリングを作ったきっかけは、自身のリアルな育児経験の中にありました。

妊娠中から母乳育児や抱っこの大切さについて熱心に学んでいたアリシアさんは、当時、国内外のさまざまな抱っこ紐やラップやスリングを10個以上も試したそうです。しかし、どれを使っても「いい製品なんだけれど、私にとっては、あと何か足りない……」というもどかしさを感じていました。
たとえば、布を体に巻きつけるラップタイプは赤ちゃんとの密着感や心地よさは抜群であるものの、毎回長い布を巻く手間にストレスを感じてしまう。一方で、カチッと留めるバックルタイプは便利だけれど、肩や腰に負担が集中しやすかったり、洋服との相性が気になって外出時の気分が上がらなかったりする。
「当時は、サッとスポット履きのように装着できるシンプルで使いやすいスリングが本当に世の中になかったんです。だから、最初は家庭用ミシンを使って、自分用に適当に作ってみたのが始まりでした」とアリシアさんは振り返ります。
自分で作った布製のスリングを使っていると、周囲のママたちから「それ何!? すごく可愛い! 私も欲しい!」と次々に声をかけられるようになりました。しかし、大切な赤ちゃんを入れる道具だからこそ、適当な作りのまま人に渡すわけにはいきません。アリシアさんはミシンの学校に短期で通って縫製を学び直し、生地を徹底的に調べ、約2年もの歳月をかけて安全性を追求した末に商品化へと至りました。

驚くべきことに、Pikimamaはこれまで広告をほとんど打たず、ほぼ「口コミのみ」で全国のママたち、そして助産師の間に広がってきた製品です。「ピキママを作って売り上げを上げたいというよりは、スリングを通して、ママたちが抱える育児の課題を一緒に解決できたら嬉しい」と語るアリシアさんの温かい想いが、多くのママたちの共感を呼んでいます。
世の中に数ある育児グッズの中から、なぜPikimamaスリングが、日々たくさんの親子と関わる助産師等たちに選ばれ、今回の特集にノミネートされたのでしょうか。じょさんしnavi編集部が注目した、選定に値する3つの理由を解説します。
Pikimamaのスリングに触れてまず驚くのは、その生地の柔らかさと質感です。アリシアさんが何十種類もの中から選び抜いたオリジナル生地は、スポーツ用素材を応用した、通気性抜群のオリジナル生地ものです。 この生地が持つ独特の「伸縮性」が、歩いたときに心地よい縦の揺れ(バウンス感)を生み出します。まるでママのお腹の中にいたとき(胎内)のような安心感があるため、抱っこすると赤ちゃんがすぐに気持ちよさそうに寝てしまうのが大きな特徴です。

世にある多くのスリングとは異なり、PIKIMAMAは背中部分に「切り返し(縫い目)」がない、非常にフラットで単純な形をしています。
着用したあとに布を全体的に下へグッと引っ張ることで、赤ちゃんの重さが背中や肩全体に均等に分散され、重心が安定する構造になっています。
そのため、特定の場所に重みが集中せず、素手での抱っこで手首や腰を痛めている(腱鞘炎などに悩む)ママの身体的負担を劇的に軽減してくれます。
ママの身体のマイナートラブルを和らげるという観点でも、助産師が自信を持って紹介できるポイントです。
布製のスリングは「赤ちゃんが大きくなったら使えないのでは?」と思われがちですが、Pikimamaのスリングは赤ちゃんの体重の増加とともに生地が程よく馴染んで伸びるため、新生児期から幼児期まで非常に長い期間使用することができます。 さらに、ママたちの不安に寄り添う「サイズのお直しサービス」や「試着後のサイズ交換・カラー交換(1週間以内)」などのアフターサポートが徹底している点も、私たち助産師が大切なママへ安心して紹介できる大きな理由です。

ここからは、助産師さんが、産後ケアや訪問の現場において、どのようなタイミングで、どのような言葉を添えてママに紹介すればよいのか、具体的な活用イメージを解説します。
産後ケアの利用や家庭訪問の際、「ずっと抱っこしていないと泣いてしまう」「布団に置くとすぐに起きてしまうので、心が休まる時間がない」と、しなきゃいけない育児のプレッシャーでいっぱいいっぱいになっているママへの声かけです。
【そのまま使える指導トーク】
「ずっと抱っこが続くと、まとまった時間もとれなくて心も身体もクタクタになりますよね。赤ちゃんがお母さんとぴったり密着して、お腹の中にいるときみたいに安心できるアイテムとして、こういった柔らかい布のスリングという選択肢もありますよ。
たとえばこのピキママというスリングは、独自の伸縮性のある生地でできていて、お母さんが歩くときに心地よいリズムで優しく揺れるので、赤ちゃんがすーっと眠りやすいって現場でもよくお名前が上がるんです。
さっと身につけられて荷物にもならないので、お家の中で『ちょっと楽に寝かしつけたいな』というときに試してみるのもおすすめです。毎日を少し楽にしてくれる道具を、頼ってみてもいいんですよ」

「抱っこ紐は持っているけれど、家の中でいちいちバックルを留めて調整するのが面倒で、ついつい素手で抱っこしてしまって手首や腰が痛い……」というママへ、身体をいたわるタイミングでの提案です。
【そのまま使える指導トーク】
「しっかりした抱っこ紐もお出かけには便利ですが、お家の中で何度もつけ外しするのは大変で、つい素手でがんばっちゃいますよね。
手首や腰が痛むのは、毎日一生懸命赤ちゃんを支えている証拠です。 このPikimamaのスリングは、Tシャツをパッと着るみたいに1秒で装着できて、背中全体で赤ちゃんの重さを分散してくれるので、手首をほとんど使わずに抱っこができるんです。お家の中でもこれを着たままでいられますし、洋服にもおしゃれに馴染むので、お母さんの身体を休めるためのお助けアイテムとして、選択肢に入れてみてもいいかもしれないですね!」
「パパが抱っこすると赤ちゃんが泣いてしまう」「パパの抱っこの仕方がなんだか危なっかしくて、見ていてハラハラする」というママや、育児に関わりたいけれど自信が持てないパパへのアプローチです。
【そのまま使える指導トーク】
「産後はママの体力を回復させることが一番大切なので、パパが『抱っこのプロ』になってくれると本当に心強いですよね…!
妊娠中はママのお腹が大きくて抱っこ紐の練習がしにくいですが、パパが今からこのスリングの使い方を練習してマスターしちゃうのはいかがですか? ピキママのスリングは男性でも使いやすいシンプルなデザインですし、一度コツを掴めばさっと使えます。パパの広い胸の中にぴったり密着すると、赤ちゃんも安心するんですよ。パパが抱っこで寝かしつけができるようになると、ママがゆっくり休む時間をプレゼントできるようになりますよね!」
育児用品を紹介する際、私たち助産師がもっとも大切にしなければならないのは「安全性」です。アリシアさんもインタビューの中で、「どんなに優れた抱っこ紐やスリングであっても、正しい使い方をしなければ危なくなってしまう」と強く語られていました。
特にSNS上では、時に「縦抱きは赤ちゃんの成長に良くない」「腰が据わるまでは横抱き一択」といった、ママたちの不安を過度に煽るような情報が流れることがあります。しかし、国内外の抱っこ紐安全協会や大元の管理団体においては、正しい姿勢で適切におこなう「対面縦抱き」の安全性と有効性が実証されています。不確かな情報に惑わされているママたちの不安を解消し、正しい知識を伝えることこそ、専門職である助産師の重要な役割です。
PIKIMAMAのスリングをママへ紹介する際、あるいは現場で装着のサポートをする際は、世界基準の抱っこ紐セーフティチェックガイドラインである「TICKS(ティックス)」の視点をセットで伝えてあげましょう。
【紹介時の安全指導トーク例】
「スリングはとっても便利なお助けアイテムですが、一番大切なのは『正しく安全に使うこと』です。使うときは、赤ちゃんの顔がいつでもしっかり見えているか、下を向いたときにおでこにキスができるくらいの高い位置に赤ちゃんが来ているかを確認しましょう。どの抱っこ紐を使うときでも、この安全のポイントを意識するだけで、赤ちゃんもとっても心地よく、安全に過ごすことができますよ」
PIKIMAMAでは、初めてスリングを使うママが不安にならないよう、公式InstagramのDMなどを通して、ママから送られてきた装着写真にこと細かに絵やアドバイスを書いて返信するなど、ユーザー一人ひとりに徹底的に寄り添うオンラインレクチャーをおこなっています。最初は使い慣れないママでも、3日ほどやり取りを重ねることで、自分の抱っこに劇的な自信を持てるようになるそうです。道具の使い方を通して「ママの親としての自信」を育てるというその姿勢は、私たち助産師のケアの本質と深く通じるものがあります。
今回の記事作成にあたり、じょさんしnaviの助産師スタッフも実際にPIKIMAMAスリングを使用してみました。

装着してまず感じたのは、Tシャツを着るようにさっと身につけられる手軽さと、生地の程よいストレッチ感。子どもを中に入れるときも布が身体にやわらかく沿うため、抱き入れやすさを感じました。
また、布をしっかり広げることで足のM字姿勢を保ちやすく、背中も自然に丸くなりやすいため、抱っこの姿勢を確認する助産師目線でも安心感がありました。
実際に1歳10ヶ月のお子さんに使用したところ、密着感が心地よかったのか、ピタッとくっつくとすぐにお眠モードに。外そうとすると「やっ!」と言って、包まれている感覚を楽しんでいる様子も見られました。
新生児期だけでなく、少し大きくなったお子さんにとっても、“安心して身を預けられる場所”のように使えることが伝わる体験でした。
PIKIMAMAスリングは、心地よいバウンス感や身体に優しい設計、逆転の発想として「赤ちゃんがいるからできない」を「赤ちゃんと一緒にできた!」に変え、ママの生活の選択肢を広げてくれる素晴らしいアイテムです。
私たち助産師にとって大切なのは、特定の製品を盲目的に勧めることではありません。「なぜこの製品が、目の前のママと赤ちゃんにとって心地よい選択肢になり得るのか」を理解し、正しい安全な使い方とともに届けることです。
産後のママたちは、赤ちゃんの些細な反応やSNSの情報に一喜一憂し、常に緊張感の中で過ごしています。適切なグッズとの出会いは、ママの毎日の育児を「楽」にし、そこから「楽しい」という前向きな気持ちを引き出す大きなきっかけになります。個別性を意識し、目の前のママが自分で『選べる』ように私たちはきっかけづくりの提供者になれるといいのかもしれません。
手段は違えど、「ママたちに楽しく笑顔で育児をしてほしい」という目的は、製品を作るメーカーも、私たち助産師も完全に同じです。ママと素晴らしいアイテムをつなぐ安心の「ハブ」として、私たち助産師の手から、相手を思いやる言葉とともに新しい選択肢を届けていきましょう。
現場の助産師からも「ママにおすすめしやすい」と太鼓判を押されているPIKIMAMAスリング。 「実際のデザインやカラーバリエーションを見てみたい」「産後ケアの現場に導入してみたい」「サポート体制について詳しく知りたい」という方は、ぜひ公式ページや、アリシアさんが自ら熱い想いと正しい使い方を発信している公式Instagramをチェックしてみてください。
ママたちの毎日に、新しくて心地よい選択肢を一緒に届けてみませんか?





