【超貴重】助産師の転職成功者を紹介!みんなの「経験談」②
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前回に引き続き、今回は3名の助産師さんに転職経験についてお話を伺いました。転職理由や産院選びの視点、転職活動中へのアドバイスなど、ぜひ今後の活動の参考にしてください。
助産師2年目に転職されたC子さんのケース
パンダ先輩
C子さんが転職を考えたきっかけは何でしたか。
C子さん
入職した病院での人間関係が嫌で、働いていてすごくストレスを感じていたことです。またキャリアアップをしたいと思っていたので、3次救急の病院で勉強したいという気持ちもありました。
希望条件としては、給与が良くて休日が多いこと、混合病棟ではなく産婦人科のみの病院でした。
C子さんの転職前と転職後の雇用形態について伺いました。
転職前 | 転職後 | |
雇用形態 | 正社員 | 正社員 |
夜勤の有無と回数 | 夜勤あり4〜6回/月 | 夜勤あり4回/月 |
休日日数 | 月8日 | 月10〜12日 |
月収(手取り) | 24万円 | 33万円 |
ボーナス(手取り) | 夏45万円、冬55万円 | 夏45万円、冬55万円 |
パンダ先輩
転職についてどのように情報収集をしましたか。
C子さん
病院のホームページを見たり、求人サイトに掲載されている施設から探しました。
パンダ先輩
転職する上で大変だったことはありますか。
C子さん
以前の職場を5月に退職したので、求人数が圧倒的に少なかったです。
パンダ先輩
これから転職活動をする助産師さんに一言お願いします。
C子さん
もし可能なら年度末に退職することをオススメします。看護職の中でも、特に助産師の求人は少なめなので、よく検討した方がいいです。
助産師1年目に転職されたD美さんのケース
パンダ先輩
転職を考えたきっかけは何でしたか。
D美さん
分娩介助にもっと関わりたくて、分娩件数の多い施設へ転職しました。希望条件としては、まだ新人だったことと分娩介助技術を教えてほしいので教育体制をかなり重視しました。その他にも、勤務地と給与、見学して人間関係が良さそうな施設を選びました。
D美さんの転職前と転職後の雇用形態について伺いました。
転職前 | 転職後 | |
雇用形態 | 正社員 | 正社員 |
夜勤の有無と回数 | 夜勤なし | 夜勤あり |
休日日数 | 8〜9日/月 | 8〜9日/月 |
月収(手取り) | 17〜20万円 | 27〜30万円 |
ボーナス(手取り) | 25万円 | 30万円 |
パンダ先輩
転職についてどのように情報収集をしましたか。
D美さん
病院のホームページや、看護職の口コミサイトを検索して調べました。
パンダ先輩
希望条件はどのようなことを考慮しましたか。
D美さん
助産師歴が1年目で、第二新卒の転職だったので、募集要件に満たないことが多かったですね。
助産師の転職だと、分娩介助件数を重視されたりするので、そこは私にとってビハインドでした。また、そもそもクリニックで経験の浅い私を受け入れてもらえるのか、教育体制などが整っているのかもすごく不安でした。
助産師5年目に転職されたE子さんのケース
パンダ先輩
転職を考えたきっかけは何でしたか。
E子さん
結婚を機にQOLを重視した働き方に変えたいと考え、思い切って転職することにしました。希望条件としては、職場への通勤の距離と給与、勤務形態です。夫と生活リズムが合わなくなるのが嫌で、もともと夜勤が苦手だったのもあり、夜勤なしの勤務を希望しました。
E子さんの転職前と転職後の雇用形態について伺いました。
転職前 | 転職後 | |
雇用形態 | 正社員 | パート |
夜勤の有無と回数 | 夜勤あり 3交代10〜13回/月 | 日勤のみ |
休日日数 | 約10日 | 11〜13日 |
月収(手取り) | 21〜24万円 | 20〜22万円 |
ボーナス(手取り) | 40万円 | なし |
パンダ先輩
転職についてどのように情報収集をしましたか。
E子さん
最初はハローワークを活用しました。また、求人サイトから施設の候補を複数挙げ、それぞれの病院のホームページやインターネットでの口コミを見ました。知り合いのツテなども通して、その施設で実際に働いているスタッフの口コミも確認しました。
パンダ先輩
転職する上で大変だったことはありますか。
E子さん
やはり助産師採用の求人が少ないことですね…看護師と比べると圧倒的な差だと思います。少ない募集の中から、自分の希望に合っている良い条件の施設を探すのに苦労しました。
パンダ先輩
これから転職活動をする助産師さんに一言お願いします。
E子さん
私は総合病院とクリニックどちらも経験したことで、双方の役割とそれぞれの良さを知ることができました。また、施設が変わったことで色々なスタッフに出会い、ケアや考え方の違いをみられたことで学びも深まりました。ただ、今まで正しいと思って行ってきたことが覆されるような考え方や施設ごとの方針の違いもあり、戸惑うことも多いと思います。人によって施設の方針や人間関係に合う合わないがあると思いますが、転職先の方針を受け止めて働くには自分自身の考え方にも柔軟性が必要だと思います。
今回は、3名の助産師さんのお話を伺いました。自分のライフステージが変化することによって、働く環境や地域を変えざるを得ない場合もありますよね。自分の働き方の希望や、施設の方針、人間関係に合う合わないは転職先で長く勤めるにあたり、大きな要となります。転職する際に最大限情報収集を行い、見極めて転職先を検討したいですね。
転職を考えている皆さんは、ぜひ今回のインタビュー記事を参考に、ご自身のキャリアについて考えてみてください。
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