助産師の求人が増える時期は主に以下の4つです
病院や助産院、行政の母子保健部門などでも、年度切り替えに合わせて人員調整が行われることが多く、特に4月入職は狙い目です。
助産師の場合、キャリアの進み方やライフイベントのタイミングも転職に影響します。
月 | ポイント |
1月 | 4月入職に向けた求人が増加。年始はライバルが少なく動きやすい。 |
2月 | 4月入職希望ならこの時期に内定を目指す。 |
3月 | 年度末のため競争率が高い。退職準備のピーク。 |
4月 | 新卒対応で採用が少なめ。準備期間に最適。 |
5月 | 求人は少ないが、公的機関の募集が出やすい。 |
6月 | 夏のボーナス後の退職者補充で求人増。おすすめ時期。 |
7月 | 求人は落ち着くが、9月入職希望なら準備開始を。 |
8月 | 夏季休暇の影響で採用活動は低調。情報収集を。 |
9月 | 求人数が再び増加。即戦力の需要が高まる。 |
10月 | 翌年1月入職を目指すならこの時期に内定を。 |
11月 | 1月~4月入職の求人が増える。転職活動に最適。 |
12月 | 年末で忙しく採用は鈍化。1月に備えて準備を。 |
注意:助産師の転職では「分娩介助件数」も重要な評価ポイントです。経験年数が浅く、分娩介助件数が50件未満の場合は、即戦力として見なされにくく、書類選考で落とされる可能性もあります。応募前に件数を整理し、応募先に応じた戦略が必要です。
この時期になると「分娩介助50〜100件以上」がひとつの目安となります。経験年数があっても件数が不足している場合は、「補助経験の多さ」や「他業務での実績」を補足してアピールしましょう。
補足:どの施設でも即戦力と評価されやすくなる経験年数ですが、分娩介助件数が少ない場合は「長年同じ施設で分娩介助の機会が限られていた」などの背景も含めて説明が必要です。
補足:経験が豊富であっても、ブランクがある場合や分娩件数が少ない場合は、経験年数だけで評価されないこともあります。「教育経験」「管理業務」「母乳ケア・外来対応」などの広範な実績を丁寧に整理して伝えましょう。
医療機関の規模 | 転職準備期間 | ポイント |
大規模病院・公的施設 | 6ヶ月〜1年前 | 年度採用のスケジュールに合わせ、前年夏〜秋に準備開始 |
中小病院・クリニック・助産院 | 約3ヶ月前 | 欠員募集が多く、スピード勝負。情報収集は日頃から |
時期 | 行動内容 |
3ヶ月前 | 情報収集・転職理由の整理・応募書類の準備 |
2ヶ月前 | 応募・面接・内定取得 |
1ヶ月前 | 現職への退職願提出・引き継ぎ・入職準備 |
入職日 | 新しい職場で勤務開始 |
助産師の転職では、求人が増えるタイミングを見計らうことに加えて、これまでのキャリアや分娩介助件数などの「実績」が非常に重要になります。特に「即戦力」を求める求人が多いため、件数が少ない場合は経験内容を具体的に伝えたり、補助経験や外来対応、教育業務なども含めてアピールすることが求められます。「何から始めていいかわからない」「自分の実績で応募できる求人が知りたい」と悩んだときは、助産師の転職支援を行っているエージェントに相談してみるのも一つの方法です。転職は情報戦です。「じょさんしcareer」なら、全国の助産師の口コミや比較データ、全員助産師のキャリアパートナーによる転職相談が無料で利用可能です。あなたの次の一歩を安心して踏み出せるよう、まずは気軽に相談してみませんか?