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2025
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【2025年版】助産師の平均年収は?都道府県別でみる年収の格差

  • ライフプラン
  • 年収比較
  • スキルアップ
SUMMARY
この記事でわかること
助産師の年収って高いと思いますか?それとも低いと思いますか? 助産師は年収が高いという印象を持つ人も少なくありませんが、実は助産師の年収は働く都道府県によってかなりの格差があるんです。 あなたの年収は平均より多い?少ない? 経験年数、年齢、都道府県別に年収を深掘りします。 記事の最後に都道府県別年収ランキングを掲載!あなたの住んでいる地域は何位?
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この記事の目次
  • 助産師の全国の平均年収は?
  • 助産師の経験年数による年収の違い
  • 助産師の年齢による年収の違い
  • 年収の低い県トップ5
  • 年収の高い県トップ5
  • 地域による年収の比較
  • 助産師が年収upを目指すには
  • ①着実に経験年数・勤続年数を重ねていく
  • ②資格を取る
  • ③役職に就く
  • ④副業、開業をする
  • ⑤夜勤、オンコールの回数を増やす
  • ⑥条件の良い職場に転職をする
  • 都道府県別ランキング

助産師の全国の平均年収は?

厚生労働省の令和5年度賃金構造基本統計調査によると、助産師の平均年収はおよそ570万円です。

年収の内訳を見てみると月収がおよそ39万円、賞与が92万円となっています。
助産師の給料には基本給の他、夜勤手当や資格手当、待機手当などがあります。
分娩介助手当を支給している病院・クリニックもあります。分娩が何件も重なる勤務はかなりハードですが、手当があるならちょっと頑張れる!?かもしれません。

年収

5,669,500円

月収

395,800円

賞与

919,900円




助産師の経験年数による年収の違い

基本的には経験年数が増えるごとに年収も高くなる傾向があります。
年収upを目指すのであれば経験年数や勤続年数を重ねていくことも1つの方法ですが、条件の良い職場への転職など働く場所を変えることも検討する必要があります。

経験年数

給与

賞与

平均年収

0年

290,500円

399,700円

3,885,700円

1〜4年

300,500円

768,600円

4,374,600円

5〜9年

352,300円

755,300円

4,982,900円

10〜14年

353,000円

781,200円

5,017,200円

15年以上

390,200円

1,176,900円

5,859,300円



助産師の年齢による年収の違い

助産師の年収は50代でピークを迎え、30代後半になると助産師の平均年収を上回ります。

役職に就くことで年収が増加する人がいる一方で、産休育休などライフスタイルの変化により働き方を変えた人は年収が下がってしまうこともあります。

助産師が非正規雇用として働く場合の時給は2044円です。
1日8時間、月21日勤務した場合、月給がおよそ34万円、年収にするとおよそ412万(賞与は含まず)で助産師の平均年収を大きく下回ります。


また職場の規模によっても年収に差があります。
規模が小さい職場では在籍する助産師の人数が少ないため、1人あたりの業務量や時間外勤務、オンコール対応が多くなるため諸々の手当によって給与が高くなることがあります。

規模の大きな職場では在籍している助産師の人数が多く、業務が分散され手当が少ないこともありますが、安定した経営により賞与の額が高くなります。

年齢別

給与

賞与

平均年収

20〜24歳

297,600円

448,500円

4,019,700円

25〜29歳

360,100円

810,300円

5,131,500円

30〜34歳

372,100円

714,100円

5,179,300円

35〜39歳

403,400円

894,400円

5,735,200円

40〜44歳

396,600円

943,200円

5,702,400円

45〜49歳

431,200円

953,900円

6,128,300円

50〜54歳

468,600円

1,222,100円

6,845,300円

55〜59歳

442,600円

1,310,000円

6,621,200円

60〜64歳

407,100円

1,164,000円

6,049,200円

規模別

給与

賞与

平均年収

10〜99人

418,000円

791,000円

5,807,000円

100〜999人

378,600円

1,010,300円

5,553,500円

1,000人

379,900円

1,014,800円

5,573,600円




年収の低い県トップ5

順位

都道府県

年収

1位

徳島

3,766,400円

2位

宮崎

3,911,400円

3位

和歌山

4,086,300円

4位

山形

4,414,000円

5位

沖縄

4,647,800円



年収の高い県トップ5

順位

都道府県

年収

1位

岡山

8,257,800円

2位

鹿児島

7,044,000円

3位

青森

7,029,400円

4位

北海道

6,927,900円

5位

栃木

6,924,500円



地域による年収の比較

年収の低い県1位の徳島県では年収370万、年収の高い県1位の岡山県では年収820万、なんと450万もの差がありました。
同じ助産師でも地域ごとに収入が大幅に異なることが明らかになりました。東京や大阪などの都市部より岡山や鹿児島など地方の方が年収が高い要因としては分娩件数に対して就業している助産師が不足しているため、人材確保のため給与の水準が高い、助産師1人当たりの業務量が多く残業手当などの手当による給与の増加があることが考えられます。



助産師が年収upを目指すには

助産師が今より年収をupさせるにはいくつかの方法があります。

①着実に経験年数・勤続年数を重ねていく

助産師の年収は経験年数・勤続年数が長くなるほど高くなる傾向があります。
助産師としての勤務の経験値を積み上げながら実力を身に付けていくことで年収がupしていきます。ただしどの程度年収がupしていくのかは住んでいる都道府県や勤務先の規模によって異なります。

②資格を取る

助産師の仕事をする上で役立つ資格を習得することで年収upを目指せます。
新生児蘇生法(NCPR)や母体救命法(J-CIMELS)、アドバンス助産師など周産期に関わる資格はスキルアップにも繋がります。

③役職に就く

助産師の年収は50代でピークを迎えますが、役職に就くことで役職手当により年収がupします。役職に就くことで責任は増しますが、およそ20〜30万の年収upが期待できます。

④副業、開業をする

助産師は開業権を持ちます。
助産院を開業し、経営が上手くいけば病院で働く勤務助産師の年収を上回る可能性もあります。助産師の副業にはオンライン相談や訪問産後ケア、新生児から対応可能なベビーシッターなどが挙げられます。

⑤夜勤、オンコールの回数を増やす

助産師が働く上で年収を手っ取り早くupさせるならコレ!
ただし、夜勤は勤務時間が長く、身体的な負担が大きいため長く続けることは困難かもしれません。

⑥条件の良い職場に転職をする

助産師の年収は「どこで勤務するか」に大きく左右されます。
転職で給与upが成功する人は3〜4割程度と言われています。
給与upやワークライフバランスに合わせた職場へ転職するなら助産師専用の転職サイト「じょさんしcareer」がオススメ!
まずは無料相談から自分の理想の職場探しをスタートしてみてください。





都道府県別ランキング

都道府県

年収

岡山

8,257,800円

鹿児島

7,044,000円

青森

7,029,400円

北海道

6,927,900円

栃木

6,924,500円

東京

6,753,900円

三重

6,741,200円

岩手

6,739,500円

千葉

6,387,900円

奈良

6,285,400円

岐阜

6,127,700円

石川

6,125,100円

愛媛

6,069,900円

高知

6,030,600円

秋田

6,027,600円

埼玉

5,973,900円

宮城

5,859,000円

山梨

5,855,100円

京都

5,776,900円

広島

5,768,900円

愛知

5,753,700円

福岡

5,511,800円

静岡

5,470,300円

大分

5,416,400円

大阪

5,390,900円

長崎

5,379,600円

島根

5,299,300円

新潟

5,294,600円

富山

5,208,200円

群馬

5,198,100円

茨城

5,193,800円

香川

5,188,800円

神奈川

5,020,000円

福井

4,849,100円

佐賀

4,840,300円

熊本

4,823,900円

長野

4,796,300円

山口

4,793,000円

滋賀

4,790,700円

兵庫

4,742,600円

沖縄

4,647,800円

山形

4,414,000円

和歌山

4,086,300円

宮崎

3,911,400円

徳島

3,766,400円


助産師は専門的な知識と高いスキルを求められる職業であり、その努力に見合った年収が期待できます。
ただし、勤務先や地域によって差があるため、ライフプランに合わせた職場選びが大切です。
助産師としてさらに収入を高めたいと考えるなら、スキルアップや転職も一つの選択肢です。
やりがいも収入も満足できる働き方を見つけて自分らしいキャリアを築いていけると良いですね。



厚生労働省|令和5年賃金構造基本統計調査
厚生労働省|令和5年度 地域別最低賃金 答申状況
令和4年分 民間給与実態統計調査


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